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メタバースプロジェクト・SDG商店街をつくる (番外編)

メタバースプロジェクト・SDG商店街をつくる

第3回ジャパンSDGsアワード内閣総理大臣賞を受賞した北九州小倉にある「魚町商店街」
SDGsの取り組みの一つとしてARやVRなどの技術を活用した活動を始めました。

まだまだ、皆さんに浸透するまでは時間はかかると思いますが、少しずつビジョンがお伝え出来たらと思っています。

魚町商店街

新しいもの好きで情の深い魚町の人々

魚町商店街は新しいもの好きの街…。
昔からユニークなお祭りや風習がたくさんあります。
(詳しくは「SDGs自治体白書」の中で記載させていただいているので是非✨)

そんな先進的な気質を受け継いできた魚町商店街は「銀天街発祥の地」「リノベーションスクール発祥の地」として知られ、近隣には「パンチパーマの発祥の地」や、「日本初の24時間営業を導入したスーパーマーケット」などの多くの「初」が散りばめられています。
そのどれもに地域や業界の課題解決から発生したストーリーがあり、私が「持続可能な社会づくり」を学ぶ場所として選んだ理由だったりします。

また、魚町商店街のキャッチフレーズ「これまでも これからも 想いをつなぐ街 魚町」にからも感じられるように、「チャレンジしたい」という想いを応援してくれる温かな人々が集う街です。
私が「この場所からSDGsの取り組みを発信したい!」とご提案した時も「良いことをするのに理由はいらない」と、外から来た私をあたたかく受け入れました。今の私があるのは、そんな方々がいてくれたからです。

魚町商店街×SDGs

魚町商店街をSDGsでブランディングしたい。

2018年、日本初のSDGs商店街を目指す宣言を発表した魚町商店街。
企業ではなく、なぜ商店街が?
今では普通のことですが、当時はサッカー選手が海パンでスタジアムに立つぐらいの驚きがあったとかなかったとか。笑


当時、日本のSDGsの認知度は14%ほど。
大手の企業でもSDGを掲げている企業は少ない状況でした。

しかし、世界ではESG投資が進み拡大している…。
企業に求められることがCSRからCSVに移行していくことが容易に想像できました。

CSR(企業が組織活動を行うにあたって担う社会的責任のこと・社会貢献の意味合いが強い)
CSV(企業戦略の一環として社会への貢献活動を行うこと・事業が直接社会に貢献する)

企業がこうした取り組みを進めるには、「フェアトレード」「環境負荷のかからない素材」「従業員の人権」など、どの側面をとっても新たにコストがかかることも多かったりします。
そんな中…個人として、そんな企業を応援できることは、「エシカル消費」「消費者としてファンになること」
今まで大量消費で生きてきた私たちも、企業努力同様、習慣の見直しが必要だと強く感じていました。

企業がSDGsに取り組む未来が見えていたからこそ、消費者側の課題に取り組みたい…。
「日本には世界にはないSDGs達成に必要なマインドや習慣が多くある」そのことと絡めながら発信がしたかった…。

「商店街」は日々の生活と密接な関係にあること。「商売繁盛」しないと持続可能ではないこと。大手のチェーンを含め、多様なお商売が混在していること。商売と同じ空間で日々の生活も存在すること。

そのことが、私には商店街=小さな地球」に見えちゃったんです。笑
SDGs達成に必要な要素である「経済・社会・環境のバランス」がこの商店街で表現できたら、きっと地球の未来は明るい!
「分かるような、分からないような」そんなノリで始まったのがSDGs商店街の取り組みです。

SDGsの取り組みで経済をまわす?

そんな中、課題のひとつだったのは商店街の方へのメリットづくり。

取り組みを発信して、ファンづくりをすることでも十分メリットにはなると感じていたけれど…。それだけだとアリキタリでつまらないし、一方通行の発信って「ふーん」で終わっちゃう。
私が達成したいのは「行動変容」。そのために必要な「たのしさ」が足りない!

楽しいは「楽(らく)」で、そうじゃないと持続可能じゃないっという持論があって。笑
「たのしさ」をプラスした学びの場づくりをテーマに、「昆虫食」「アート」「非常食飲み会」…。月一でイベントを企画しながらSDGsの周知と、巻き込みをすすめていきました。

…実は。

そんな流れの裏では別の構想を持っていたんです。

それは、魚町商店街をSDGsの観光地にすること
名付けて魚町商店街アミューズメントパーク化計画!!

商店街のSDGsの取り組みを知るために「旅行」に来てもらえたら、しかも、それが宿泊型観光だったら??
きっと、個店での取り組みも自発的になって、売り上げにも貢献できる

今でこそ、そのビジョンを商店街の仲間にも伝えているけれど、最初からこのビジョンを話ていたら自発的な行動には期待できなかったと思うし、企画の魅力を伝えるのも夢物語にしか聞こえなかっただろうなっと思います。
クリエイティブアワードもジャパンアワードも全て計画の通過点。

我ながら「狙った獲物は確実に仕留める」ハンター精神に拍手。笑(あ。自分でほめないと仲間は褒めてくれないから、調子にのった投稿を許してください。笑)

新たな課題

2018年8月16日、魚町商店街がSDGs宣言をしてから4年が経ちました。
様々なストーリーがあって、その全てを書き留めるのは難しいけれど、魚町商店街はすっかりSDGs商店街の名前で認知されるようになりました。最初は無関心だった方も今では直接質問をくれるほど、関心を持ってくれています。

修学旅行や企業研修の受け入れも爆発的に増えました。

そして、予期せぬ課題が浮上!!

旅行会社さんからのオーダーが「SDGsの概要説明と商店街のSDGsの取り組みを聞いたあと、1時間ほど街歩きをする」そんなプランばかり…。

修学旅行の受け入れ前は、学校とも打ち合わせをさせていただいて、事前学習もお願いしているのですが…。現地に来てまで座学をする学生の気持ちになったら…。つまんなくて、寝ちゃう気持ち…めっちゃわかる!笑

「修学旅行の思い出は?」っと聞かれて、魚町商店街を思い出してもらえるような面白い話を私は出来ないし、商店街の魅力はなんといっても「店主」と「空気感」であって…それを存分に感じないなんて勿体ない!

「森川さんってちっこい人が「楽しいが最強」って連呼してたな」なんて思い出はいらないと思うんです…。

そもそも、前の章で書いた魚町商店街アミューズメント化計画とはかけ離れた状況の今。
課題をみつけたら解決したい私です。動かない訳がない。

商店街全体に還元できない活動なんて、やっても意味がない。個人の利益のためにやってるんじゃないんだ!!
そんな気持ちを、旅行会社各社にもお伝えし…。
システムが完成したら取り入れてもらえるように交渉。

魚町商店街アミューズメントパーク化計画の一環として、SDGsメタバースプロジェクトが始まりました。

え?視察受け入れの形態を変えたらいいだけじゃない?
それじゃ、楽しくない。私っぽくない。


長くなってしまったので、詳細については後日✨

*TAE*
*TAE*

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